プロジェクトマネージメント

イギリスで働く

私の今している仕事は、プロジェクトマネージメント。

今日は、その中でもプロジェクトのパフォーマンスとでも言いましょうか、どうやってプロジェクトをいい方向に動かせるか?ということについて考えています。

それはいつも仕事上で考えていることなのですが、今日あったミーティングのことを振り返ってみると、やはり人を動かすのは簡単ではないと思います。それもイギリスでは日本とは仕事に対する意気込みが違うので、また輪をかけて難しく感じるのではないかと思うのです。そしてそして、NHSで仕事をすると、また更におっとりしていると言うか、危機感があまりない感じです。なぜなら、皆様の税金で賄っているヘルスケアであって、営利団体では無いからだと思います。

どうやったら人を動かせるのか? 交渉力をもっと向上したいと思います。

最近始めたNHSのリーダーシップコースの序盤で教えているのが、まずは相手に対してどんなことをしてあげられるか?ということを考え、行動すると、ほぼその行動に対して相手が反応してこちらの思うように行動してくれるということです。

この感覚は私にとっては日本人的な考えではないかと思います。私が初めてイギリスに住み始めた頃に、同僚に小さな消耗品が必要だからと言われ、差出したりしたら返って来ないことがありました。初めのころは、へ?と思いましたが、イギリス人は日本人ほど、「お返しする」という感覚がありません。どちらかと言うと、人に物をあげる場合は、あげたいという気持ちが有るからあげるのであって、見返りを期待していないという感じです。

とはいえ、その感覚はやはり人それぞれですよね。イギリス人でも自転車クラブでパンクした人にチューブをあげたら、次の週に返してくれたので、「返してくれなくても大丈夫だったのよ。」と伝えたこともあります。そうかと思えば、こちらに住んでいる日本人の方でもお返しが無いことも有りますしね。

さて、本題ですが私はNHSのサービスを委託する部署に居るので、そのサービスの提供がどの地域に住んでいる人にも平等に与えられていて、スムーズに行われ、クオリティの高いもので有ることを受託している組織に確かめることが仕事の一環です。

Post Code Lotteryって言葉を聞いたことがありますか?これは、以前イギリスの医療制度でも書きましたが、病院やGP Surgeryによって、同じ病気の治療でも住んでいる場所にってクオリティの高さが違うことをさします。私の住んでいる州は、イギリス48州のなかで4番目に面積が広く人口は38番目と少ないのです。広くて人口が少ないとなると、だだでさえ田舎な州ですが、所によっては人口が少なく田舎の中の田舎という地域が有ります。

そんな田舎の地域の方々にもNHSのサービス提供をしたいので、2型糖尿病症候群の「2型糖尿病にならないためのコース」を始めたいのですが、業務受託をした組織がなかなか腰を上げてくれません。

私にしてみれば、GPが紹介状を書いてくれて、コースを始めたくて待っている患者さんが居るのにコースが始まらないのは患者さんたちの為を思うと良くないことです。このコースを始めるのにはある一定の人数が必要なのですが、定員に達する為に私もGP Surgeryに呼びかけすると言っているのですが、それでも首を縦にふらないのです。

どうやら、待っていればそのうち定員になる。もしくは、定員にならなかったら数か月後にはGP Surgeryに紹介状を返還するという考えなようです。

そこをなんとか、患者の為に一緒に頑張って近くのGP Surgeryにも呼び掛けて、患者数を増やしてコースをはじめましょうよ!と訴えた挙句、私のマネージャーとNHS Englandの同僚も押してくれたので、なんとかいやいや?サービス提供側が、「じゃあ、来週の定期ミーティングで話しあいましょう。」とは言ったけれども、これはまたlip service?口先だけかしらぁ?

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